空ノ鐘の響く惑星で 6 渡瀬草一郎/著ISBN:4840229384

相変わらず安定した面白さを見せてくれますな。正直前巻でエロいエラい事になってしまったウルクですけど、果たして記憶が戻るのか戻らないのかどうなんでしょう?
そしてリセリナもいい感じにフェリオと雰囲気作っちゃってるんですけど、肝心のフェリオが全くその気ナシっつーのは如何なものか。いい加減鈍過ぎだって。
人物関係はさておき、いよいよラトロア関係の情報も出だしました。専制君主制の国家群の中に共和制ってのはギリシアのポリスやらローマやら史実に有るワケで、あの世界観の中であっても特に問題は無いのですが、ラトロアの場合は更に連邦制で、UAEみたく有力な一つの国がその他の国をまとめ上げているのか、中期以降の神聖ローマ帝国みたく複数の国の中から首長となる国の代表を選ぶのか、この辺りがどうなってるのやら。旧ソ連の様に国としての方針のみを決め、連邦内の国というのはあくまで名目上のみ、ってのもありかも。まぁ、推測だけで根拠ナシですけど。・・・って、こんな世界史ネタを披露して一体何になるやら(汗)
いや純粋に続きが楽しみですわ。このペースだと7は5、6月ごろでしょうか?